CASES事例紹介

インバータ活用により送風機フィルタ目詰まり検知及び電力制御で省エネ

現状の問題

・フィルタを交換すると、電力が増加する。25KW→30KW
始動方式スターデルター始動開閉器
設備構成30KW 5台37KW 3台
・電力省エネ化管理のなかで電力UPは問題となっている。
・フィルタの目詰まり検知を差圧計にて管理中だが、時々管理もれがある。

導入検討課題

・工場内の温度湿度管理を徹底しており風量制御は外気及び内気導入の管理、風量一定が必要
・空調管理を可変ダンパー(VAV)、熱量計、圧力計、湿度計等データを演算ソフトを利用し中央監視設備で管理。

システム内容および改善内容

  • 送風機動力は、フィルタ目詰まりにより動力が下がる、目詰まりを検知して目詰まり直前で制御することに着目、インバータで電力(電流ではなく電力)を一定制御することで新品フィルタ交換から目詰まりまでの電力管理して省エネをする
  • インバータ内、プログラムソフト(DriveWorksEZ)を使用して、電力設定、回転数設定、などの制御で電力一定制御ができた。特別な外部センサーは不要。

導入効果・メリット

・電力省エネ効果30KW1台19000kwh/3ケ月年間40,000kwh予想(削減電力は徐々に減少フィルター交換前は0)
・インバータの内部ソフトを使い電力コントロール出来る為、センサ等の追加機器が必要ありませんインバータがセンサ代わりになります。
・フィルタ交換時に電力設定値(しきい値)でアラーム出力でき、フィルター交換メンテナンス計画が立てやすくなった。
・適正風量制御によりフィルター交換時期も伸ばすことが可能(検証中、予想では1.5倍以上)

導入期間

要件定義~実稼働まで最短1ヶ月※導入自体即日可能だが、正常動力と目詰まり検知時動力の適切な「しきい値」設定を含む

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