CASES事例紹介

ロボット+カメラ協調運転

現状の問題

・現状、当該設備において、ワークを装置へ投入する作業を、人が手で作業している。
・前工程、当該作業、払出作業と、3人の人出を必要としており、省人化を図りたい。

導入検討課題

・本作業のワークは、頻繁に変更されるため、フィーダ等の専用装置は使用したくない。
・汎用性を担保するため、カメラとの協調装置とするが、ワークが黒色で、形も複雑である事から、撮像不良や複数取りによりタクトロスが生じる。

システム内容および改善内容

  • 現状、処理前のワークは折りたたみ容器にガサ入れされている。その容器の色と形状等仕事環境を工夫し、撮像しやすく、また、ワーク同士の絡みを軽減させ、ロボットハンドによる複数取りを解消し、ユーザの希望タクトタイムを実現した。

導入効果・メリット

・設備導入の効果により、準備、払出作業1名で作業する事が可能となり、2名分の省人化に成功した。
・ワークの変更時においても、都度設備投資の懸案が無くなり、今後の設備投資予算の軽減に貢献する事ができた。

導入期間

要件定義から実稼働まで10ヶ月

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