CASES事例紹介

排風機制御インバータ機能追加で省エネ

現状の問題

・排風機は24時間運転、動力75kw効率よく運転して省エネをしたい。
・目詰まりにより電力は増減する、適正な電力監視をしたい。
・目詰まり検知電流リレーが故障で排気がうまくいかない時あり、メータリレーを外したい。

導入検討課題

・送風機は定速回転すれば良いため、PLC等制御機器は使用していない、風量は手動ダンパーで調整。
・目詰まり電流を、メータリレーを使用して検知している目詰まり電流検知器が必要となる。

システム内容および改善内容

  • ファン駆動モータは汎用モータで、リアクトル始動器75kw 200vこれをインバータ制御に変更、ダンパー開閉は止める。
  • インバータで電力(電流ではなく電力)を監視することでフィルタ目詰まり検知の電流リレーを使用しない。
  • 安川電機インバータプ内臓ログラムソフト【DriveWorksEZ】のシーケンサー機能を使いPLCを使わないでも制御ができる。
  • 排気風量を基準にインバータを電力一定制御にコントロールする。

導入効果・メリット

  • 安川電機製インバータ(GA700、A1000)はシーケンスソフトを内蔵プログラム出来る為、電力制御、フィルター自動送り制御等PLCを使用しないで制御ができた。
  • 従来平均使用電力49.74kwを31.87kw(39.5%削減)、力率も77.27%を89.4%に改善できた。
    稼働20日間/月24時間運転/日、年間260万円電気代削減効果予測できる。実測値データあり。

導入期間

要件定義~実稼働まで 最短1ヶ月 ※導入自体即日可能だが、正常動力と目詰まり検知時動力の適切な「電力値」設定を含む。

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